2011年02月07日

集客できる看板の考え方

看板(サイン)というものは巷にあふれてます。一日全く見ない・・・という日は絶対あり得ません

ところでこの「看板」という文字・・・よーく見てください

「看てもらう」「板」なんすよ

見るや観るでなく「看る」なんです

実はそこが基本的な集客看板の考え方になります


もともと「文字」を書いたものは「標識」であり「表札」です 僕は厳密に言うと看板とは違うと思ってます

看板が出たのは江戸に入ってからが主流になったのではと思ってます

もちろん表札はそれ以前にもあったと思います・・・しかし当時は読めない人が多かった

文字というのは教養のある人しか読めないものでした

なので雰囲気ではそういう店なんだろうなぁ・・・というのは分かってもいまいち分からない事が多かったと思います

なので籠を担いで「しじみーしじみー」とか売り歩くのが多かったのではと思います

その時に(多分ですが)文字の読めない人にもわかる方法はないか?と考えた人がいたのだと思うのです

今でいう「サインのバリアフリー」「ユニバーサルデザイン」の紀元なのではと思っております

薬の絵を描いたり、的に屋が当たってる絵を描き「あたり屋」と呼ばせたり

そういうものが個人的には看板の走りなのではと思っています

つまり「誰にでも何屋か分かる板」  それが看板だと思うんです

つまり字の読めない人にも「看」てもらえるというやさしい気持ち

そここそが集客看板の基本となると思ってます


今あなたのお店の看板見てください?

誰が見ても(ここはターゲットにより変わることもありますが)何屋か分かって客層がわかって、どんなものが売ってるか、どんなサービスなのが分かるとかそういうの分かりますか?

もし分かりにくいのであれば非常にやさしくない看板です・・・つまり表札です

自分のサービスが来てほしい客層にダイレクトに分かる内容であれば看板としての機能を十分使うことができます

残念ながらほとんどが使えていません・・・

その点を改善するだけでもお店の看板が集客看板に変身します


ざっくり話しましたけどなんとなくわかっていただけたでしょうか?


まとめ

その看板に愛はありますか?想いをこめてますか?



何度も言いますが表札では客は来ません  看板になって初めて反応があるのです


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