2008年01月29日

(3)娘と買い物に行く

娘と買い物に来ました

とはいえ・・・本当はお酒を買いに来たのだが・・・

ふと見ると娘の姿は無い・・・


はて??


「あ・・・いた」

娘はお菓子売り場でウロウロ

「こらー今日は買わない!!」

「あーあそこにかわいい入れ物のお菓子がある」

「あー中はチョコだ!!」

「欲しいなー欲しいなー」

「あのかわいい入れ物のチョコ欲しい!!」

「買ってよー買ってよー!!」

「あーーーうるさいうるさい買ってやるから!!!ん?・・・この動き・・・昨日読んだ項目の・・・アイドマってやつでは・・・」


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もう実践編です

お客が物を買うというプロセスに法則があるのをご存知であろうか?

「アイドマの法則」というのですが・・真面目に言うと

アイドマ(AIDMA)の法則とは、Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の頭文字を取ったもので、アメリカのローランド・ホールが提唱した「消費行動」のプロセスに関する仮説です。(抜粋)

はて?小難しい・・・



つまり

①気づく
②興味を持つ
③欲しくなる
④覚えておく
⑤店に入る

この五つの動作がスムーズに行われないと違和感を感じてしまいます

欲しくないのに買わせてしまうとか・・・

本来売りたいものがある人と買いたいものがある人が一致すれば普通は売買が成立するわけです

けれども流行って無さそうな店は法則に当てはまらないところが多いのです・・・


もうちょっと分かりやすく身近なところで説明しましょう


遠くに女性が歩くのが見える(気づく)

いやぁ・・何かスタイルいいなぁ(興味を持つ)

顔が見たいなぁ(欲求)

かわいいじゃん(覚える)

声をかける(行動)



この声をかける行動こそアイドマの法則なのです


いきなり声はかけないでしょう


もし最初で男性だったらどうだったでしょうか?あえて気づいたでしょうか?

もし自分のタイプの後姿じゃぁなかったら顔を見たいと思うでしょうか?

これを商売に置き換えてみてください・・


店に入ってもらうにしろ店に入ってから商品を買ってもらうにしろ法則があるということです・・

次回はコレを看板に当てはめて説明していきます・・・


何度も言いますが本気のマーケッターの方は温かい目で見守ってください・・・


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ほんとや・・・買うという行動って一連の流れなんだ・・・


気付く、興味を持つ、欲しくなる、覚えて行動・・・そういうことか・・・


何気に・・・小さな子供でもこの動きになっているんだ・・・

つまりこの一連の流れがおかしかったら繁盛しないってことか・・・

今まで買う時にこんな事考えもしなかったけど・・・

意外にマーケティングって難しくないかも・・・

でもこれって仕事のプレゼンにもひょっとして応用できるんじゃないのかな・・・?


「ねぇパパ何ぼーっとしてるわけ?早く買ってよ」

「あ・・あぁ」


また一歩マーケティングの事がちょっと興味をもったパパであった・・・


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