2008年01月09日

潰れる店の法則(5)売れている店の猿真似している店


儲かっているお店をまねしている店・・・コレはいつも思うんですがどうなんでしょう?


近くでオープンした店がものすごく流行っている・・・うちも同じ物売っているのに・・・

じゃぁマネしよう・・的なものが丸見えです


(確かにその業種が伸びている時期であればそういうのもありかもしれませんがやっぱり短い期間でしょう・・・)


まねには商品やサービスに対するポリシーやこだわりは無いです

マネをしたところで中身がともなわなかったらお客はますます離れてしまいます

どうしてコレを始めようとしたのか、これはこういう理由でこだわっています

というのが流行っているところには見えます


分かりやすく言うと

めちゃめちゃモテる人間がいて、それをまねてみただけでモテモテになるでしょうか?

服とか真似したところでモテるでしょうか

モテるかって!!(笑)

ちなみに高校の時あまりにもモテなかったのでモテるヤツにレクチャーしてもらった事あるんですが

確かに見た目は少々良くはなったかもしれませんが中身がともなわない・・

浮いているんです・・・完璧に

お前は強引さに欠けるけん押して押して押しまくれ!!

とアドバイスを頂きましたが性格上正反対のキャラでしたので思い切りしつこいヤツで終わったことありました・・・

モノマネはしてもいいんだけれども、一度自分流に落とし込む必要があるのです

技を盗むということに近いのかもしれません

盗んだ技術を自分流に変化して使うコレが大事です

ただマネするのはモノマネではなく猿真似です・・・


追記ですが楽して儲けたとかずるして儲けた、法の抜け穴を・・・なんてのも猿真似してはいけません

そういう事を考える人たちというのは最悪の事態をも考えた上でお金を稼いでいます

なので対処が早い

そのたくさん儲かった・・・と言う部分だけを聞いてやってしまうと問題が起きた時に知恵が出ません

なぜって、自分で考えてやったビジネスではないから・・・

ある本にありましたが、バブルで失敗した人は儲かるからと勧められて土地を買った人が多いとの事です

なので問題発生の時に手を打てなかった・・・らしいです

当然ですが楽して儲かるなんてありえないわけです

大きく儲かりたいというのであればリスクを十分考慮したうえでビジネスをしないといけません

そのためには勉強しないといけません

ギャンブルで勝つにはそのルールを熟知しないと勝てません

儲かるからと誘われてやる人間はゲームには勝てないのです


また私は常々言っていますが、詐欺などの悪徳系の商売も同じです

これも方を犯せとか猿真似しろとかそういう事を言っているのではありません

ああいう方々は非常に勉強家です、商売のアイデアもさることながら(犯罪ですが)心理学などもずいぶん勉強しているに違いありません

特に法律改正の時はものすごく勉強しているだろうなぁと思うわけです

なので勉強していない全くの無知な人がやはりだまされてしまうわけです

かれらは犯罪者ではあるが、もし同じように善良な市民が彼らと同じ勉強をしたらどうでしょう?

自分の儲けは大きくなるし、お客さんも喜ぶ、ひいては悪徳業者なんていなくなるってもんです

リフォーム業なんていい例です

毎年日本で何億という金額の被害が上がっています(多分これくらいはいくでしょう)

あの営業技術を善良な会社が勉強しているとしたらどれだけの人が助かって喜ぶでしょう

あの技こそ盗むべきなのです

まとめ

モノマネOK猿真似OUT


必ず盗んだ物はそのまま使わない、工夫して自分流にするところが大切

猿真似は自分の首を絞めますので・・・


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Posted by ロンベルク at 23:07│Comments(0)潰れるお店の法則
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