2008年08月15日
青い色について語る
青という色はいわゆる寒色である
寒い、冷たい、おいしくない、病気、とかそういうイメージであります
またプラスの方であれば誠実とか、さわやかとか海とか空とかそういうイメージも持っています
ちなみに魔法の看板屋のイメージカラーは青です
飲食業ではNG色です
さて昔からこの青い色というのはすごく神秘的なものでありました
絵画で青というのはかつてはものすごく高価な色でした
タージマハル・・・だったか・・・の青はラピスラズリという宝石を砕いて作った色・・・だったらしくとても一般の人が使える色ではありませんでした
最近では青い色のバラなんてのもありました
青の色素を作るのは不可能という認識を覆した、まさに偉業であります
さらに青色のLEDのい発明によりカラーディスプレイの飛躍的進化もありました
とにかく青と言う色は昔から追い求める色だったわけです
ところで日本には青にまつわる言葉が多くあります
たとえば・・・
青虫、青竹、青二才、青々と茂っている、ケツが青い・・・これって青ではなく緑ですよね
青信号もどちらかというと緑な感じです
なぜか分かりますか?
答えは次回・・・
いや・・・めんどいので
色というのはマンセルとかRBGとかなどでも分かるように黒から始まり白に変わる過程で何万色もあるわけです
色見本で輪っかになってますよね
わかります?
つまり青と言ってもスカイブルーもあれば群青もあるし、ウルトラマリン、セルリアンブルー・・・とにかくいっぱいある青をまとめて青と言っているわけです
青の隣は緑ですよね
つまり青から緑に変わる過程のうち江戸時代とかは黄緑あたりまで「青」と認識されていたということです
今より色の範囲が広かったということです
その名残で緑色なのだけれども青・・・というわけ
ちなみにこの色の範囲は世界中で微妙に変わります
顕著に分かるのは虹です
日本では一般的に7色です・・・色は調べてください
日本や韓国、オランダは7色です
ですがアメリカは6色
ドイツや中国は5色でロシアやイスラム圏は4色と言います
ちなみにアフリカの方では2色と認識するところもあるようです(つまり赤と青、もしくは赤と黒らしい・・・黒ってすごいね)
それだけ世界の色の認識は異なります
そう考えると色について日本は様々な種類もありますよね
古来からの鶯色やエンジ、日本は美しい表現が好きです
そう考えると色って大切だなって思うわけです
話はそれましたがデザイン系の仕事をしていると色に関して様々な要望があります・・・
微妙な場合が多い・・・
いろって大切なんですが・・・こだわりすぎているところも多くなってきて大変です
時には青は青!!で終われる現場って・・・ないよな・・・
私の場合は打ち合わせの時はDICかローランドのインクジェットデーターか、シートの色見本で色合わせします
今は種類が豊富になりましたから
青だけでも相当種類異が多いのでとってもカラフルです・・・
今日はこのあたりでお話は終わりです・・・
寒い、冷たい、おいしくない、病気、とかそういうイメージであります
またプラスの方であれば誠実とか、さわやかとか海とか空とかそういうイメージも持っています
ちなみに魔法の看板屋のイメージカラーは青です
飲食業ではNG色です
さて昔からこの青い色というのはすごく神秘的なものでありました
絵画で青というのはかつてはものすごく高価な色でした
タージマハル・・・だったか・・・の青はラピスラズリという宝石を砕いて作った色・・・だったらしくとても一般の人が使える色ではありませんでした
最近では青い色のバラなんてのもありました
青の色素を作るのは不可能という認識を覆した、まさに偉業であります
さらに青色のLEDのい発明によりカラーディスプレイの飛躍的進化もありました
とにかく青と言う色は昔から追い求める色だったわけです
ところで日本には青にまつわる言葉が多くあります
たとえば・・・
青虫、青竹、青二才、青々と茂っている、ケツが青い・・・これって青ではなく緑ですよね
青信号もどちらかというと緑な感じです
なぜか分かりますか?
答えは次回・・・
いや・・・めんどいので
色というのはマンセルとかRBGとかなどでも分かるように黒から始まり白に変わる過程で何万色もあるわけです
色見本で輪っかになってますよね
わかります?
つまり青と言ってもスカイブルーもあれば群青もあるし、ウルトラマリン、セルリアンブルー・・・とにかくいっぱいある青をまとめて青と言っているわけです
青の隣は緑ですよね
つまり青から緑に変わる過程のうち江戸時代とかは黄緑あたりまで「青」と認識されていたということです
今より色の範囲が広かったということです
その名残で緑色なのだけれども青・・・というわけ
ちなみにこの色の範囲は世界中で微妙に変わります
顕著に分かるのは虹です
日本では一般的に7色です・・・色は調べてください
日本や韓国、オランダは7色です
ですがアメリカは6色
ドイツや中国は5色でロシアやイスラム圏は4色と言います
ちなみにアフリカの方では2色と認識するところもあるようです(つまり赤と青、もしくは赤と黒らしい・・・黒ってすごいね)
それだけ世界の色の認識は異なります
そう考えると色について日本は様々な種類もありますよね
古来からの鶯色やエンジ、日本は美しい表現が好きです
そう考えると色って大切だなって思うわけです
話はそれましたがデザイン系の仕事をしていると色に関して様々な要望があります・・・
微妙な場合が多い・・・
いろって大切なんですが・・・こだわりすぎているところも多くなってきて大変です
時には青は青!!で終われる現場って・・・ないよな・・・
私の場合は打ち合わせの時はDICかローランドのインクジェットデーターか、シートの色見本で色合わせします
今は種類が豊富になりましたから
青だけでも相当種類異が多いのでとってもカラフルです・・・
今日はこのあたりでお話は終わりです・・・
Posted by ロンベルク at 23:08│Comments(3)
│雑談
この記事へのコメント
青、蒼、藍、葵、碧、群青、瑠璃
これらは、すべてあおいと表現される色の仲間です。
さらに、日本の伝統色の若草色、萌黄色あたりまであおいといわれる場合があります。
このように、日本人の青に対する美意識は、少し他の民族と違う文化があるようです。
では、日本人だけが特別か・・
韓国では、赤の表現が日本より多く、エスキモー(今でいうイヌイット)の白の表現は、何と26種類もあるといわれています。
あたり一面白の世界に覆われる生活をしているというバックグランドから、そうした文化が生まれるんですね。
光の3原色は、RGBですが、印刷の場合の色の3原色は、シアン,マゼンタ,イエローですね。
日本の印刷色の場合は、DIC(大日本インク)の色見本を使いますが、世界的には、パントーン社の色見本を使います。
また、樹脂のように練り合わせる場合は、樹脂サンプルの色見本があります。
工業製品を作る場合は、こうした色の素養がないとすったもんだしますので、大変です。
LEDの場合は、色温度なんて出てきますし、
ピンクの場合は、”かわいいピンク”なんて言い出すと、外国の人には、理解できません。
これらは、すべてあおいと表現される色の仲間です。
さらに、日本の伝統色の若草色、萌黄色あたりまであおいといわれる場合があります。
このように、日本人の青に対する美意識は、少し他の民族と違う文化があるようです。
では、日本人だけが特別か・・
韓国では、赤の表現が日本より多く、エスキモー(今でいうイヌイット)の白の表現は、何と26種類もあるといわれています。
あたり一面白の世界に覆われる生活をしているというバックグランドから、そうした文化が生まれるんですね。
光の3原色は、RGBですが、印刷の場合の色の3原色は、シアン,マゼンタ,イエローですね。
日本の印刷色の場合は、DIC(大日本インク)の色見本を使いますが、世界的には、パントーン社の色見本を使います。
また、樹脂のように練り合わせる場合は、樹脂サンプルの色見本があります。
工業製品を作る場合は、こうした色の素養がないとすったもんだしますので、大変です。
LEDの場合は、色温度なんて出てきますし、
ピンクの場合は、”かわいいピンク”なんて言い出すと、外国の人には、理解できません。
Posted by はくたく at 2008年08月16日 02:08
さすが博識です・・・
深いですね・・・
かわいいピンクとか、きもち青とか微妙な表現が多いのは勘弁してほしいものです
深いですね・・・
かわいいピンクとか、きもち青とか微妙な表現が多いのは勘弁してほしいものです
Posted by ロンベルク at 2008年08月17日 18:13
やっぱりこういうのも送ったらお金もらえるんでしょうか?
このバイトはいくらもらえるのか非常に興味があります
このバイトはいくらもらえるのか非常に興味があります
Posted by ロンベルク at 2008年08月17日 18:14