潰れる店の法則(12)意外に行列の出来ている店

ロンベルク

2008年01月17日 19:02

今回は意外にえっ!というかもしれませんが・・・

行列の出来る店は黄信号です・・・


「いやいや普通は大繁盛でしょ」

今回に限ってはいい結末と悪い結末があるわけです・・・

もちろんいいほうではありません・・・

誰しも行列の出来ると嬉しいし目標ではあるのです・・・

問題はそこがゴールなのかコレからがスタートなのかが分かれ道です・・・


スタートな店は次の展開が見えます・・・ので対応が早いです

言わないでも分かるけれども上り調子となって行くでしょう・・・

しかしゴールだと考えているところは対応が遅いのです・・・致命傷となることが結構多い・・・

「あそこの店潰れとった・・」「えー!繁盛していたのに・・・」よく見ます

あなたも経験ないでしょうか?

例えば有名になったばかりに味が落ちたラーメン屋とか忙しくなりすぎてサービスが悪くなった居酒屋、混みすぎて待たせすぎている所・・・

つまり自分のキャパ以上の仕事をしてしまって売りである質が落ちてしまっている

忙しいあまりに大事な物をどこかにおいてきている店・・・

こういう店が黄信号なのです・・・

やっぱり調子のいい時は自分を見失っている・・・のような感覚・・でしょうか・・

何の為に店を始めたのか?お客に喜んでもらうにはどうすればいいのか?

その辺を思い出せば楽勝で本当の人気店になっていくと思うのです・・

人の口コミはいいほうよりも悪いほうのほうが百倍早いです・・・

地元密着のお店ほど気をつけなければならない最初の難関なのかもしれません・・・


まとめ

行列の出来る店はその行列に勝利の女神と死神も並んでいる

行列が出来たときこそ初心にかえりましょう・・・


追記ですが

繁盛してきたら店舗増やすより客席増やせ・・・とかよく聞きますね

まず足元を固めつつといったところでしょうか

繁盛店になっても維持できなければ意味がないというものです

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