先日「300」を見た
ネタばれになるかもしれないので見たくない人は見ないよーに
さて簡単にあらすじを言いますと・・・
戦争です
・・・えーと・・・
ペルシア軍100万対ギリシア軍300の戦争です・・・
ギリシアスパルタの王レオニダス(だったか)がペルシアの配下に入れとという申し出を断り戦争を起こす・・・
まぁ普通だったらまぁ勝てませんわな
それをどうやって阻止をしようと言うのか・・・
まず・・・やはり分析から入ります
それはそうでしょう戦う相手の知識と自分の実力を分析して一番勝率のいい戦法をとる・・・
真っ向勝負で100万と300では話になりません
まず戦力分析
ペルシア軍・・・100万人
100万人のうち不死の部隊といわれる特殊部隊、ゾウなどの野獣部隊、弓部隊と騎馬部隊と征服国の奴隷
武器は様々
スパルタ軍・・・300人+周辺国の勇士500人
800人のうち生まれてからすぐに戦闘訓練をしてきた屈強の戦士300人、普通の一般市民500
武器はグラディウス系のショートソード、ロングスピア、盾と兜、一般市民は鍬とかの道具
うーん・・・勝ち目ないわな・・・
そうなってくると戦略がモノを言います
まずランチェスターや孫子、五輪の書でも言っていますがなるべく1対1の戦いに持っていかなくてはいけません
そうすれば戦力は五分
後ろから回り込めない場所でなおかつ狭い場所
そこで戦うわけです・・・
あとは命の限り剣を振る・・・
まぁ結果的には負けはしたのですが何日も持ちこたえることができたわけです
これを大企業系のチェーン店と一個人の店舗に置き換えて話しましょう
例えばセブンイレブンのようなところは接客はマニュアルができていてまぁまぁいい感じ・・・さらに商品も豊富でサイクルも速く飽きさせない・・・それは非の打ちどころがないわけです・・・
ではどう見ても見劣りする個人店舗がどう戦っていくか・・・
まずは近隣の事を調べましょう
どういう人がいるのか?どういう層なのか?・・・個人店舗ですのでお客のターゲットの範囲は狭いはずです
そういう人たち向けにサービスをしていく・・・
田舎の商店が生き残っているのはずばり横のつながりが大きいわけです
またあの人はこんな雑誌を読んでいる・・・なんか分かればおいておいて・・・
とにかく密着・・・地域密着です
チェーン店は平均以上のクオリティーの接客をしていますが個人店はそれ以上の接客をしないといけません
マニュアルに載っていないような・・・
実際はマニュアル以下の接客をしている所がほとんど・・・これではまず勝てません・・・
やれる事をきちんとやってから戦いに臨まないと勝てるわけはありません
これは色いろな事に当てはまります
シャッター街と呼ばれる商店街もそう、過疎化の田舎もそう・・・
何もしなかったら寂れるだけです
けどやれる事をやっていないことが多い・・・
何かチェーン店が出来ないこと、大きな町では味わえない事、大型ショッピングモールがめんどくさくてしないこと・・・
そういうことを考えて武器にすればいいわけです・・
映画では負けは死につながります・・・
撤退はありません
実店舗も実は同じような事・・・でも危機感はあれど何もやっていない・・・
うちは弱小だから・・・不況だし・・・
言い訳言うより戦略考えた方が建設的です
だいたい弱小って日本のほとんどの店や企業は弱小です、そのレベルには不況なんて本当は全く影響はないわけです
デフレだから・・・なんか死ぬ目に遭いました?(遭ったところもあるだろうけれども)
ほとんどなんとかなっているはずです
最後に・・・
大企業やチェーン店が最も恐れるもの・・・
ずばり小規模店舗です
実は恐れているわけです・・・
ただ勝ち方を知っている小規模店舗に限りますが・・・
勝ち方を知っているというのは自分の強みを知っているところです・・・
それが分かると恐れられるわけです・・・
力に力ではだめです・・・
そこが大切です・・・
「300」の評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★
まぁ分かりやすい・・・そんな感じ