2008年01月14日

潰れる店の法則(11)建築サイドに過度の期待をしてる店

あるお店の話です・・・実話らしいです


売れる店舗をつくる店舗屋さんがいました

彼の作る店舗はお客からの評判もよく雑誌にも度々載るほどでした

当然彼は売れっ子になったわけです

口コミで広がっていきました

ある日その話を聞きお店を作ってくれという客が現れました


打ち合わせで意気投合、早速お店作りです


作り手は売れっ子コレは流行ると思うオーナー


さあ出来上がりました


彼が「いい物が出来ましたがんばってください」


さぁいよいよオープンです


しかし待てどもお客は来ません・・・思ったような滑り出しではありませんでした


オーナーは文句を言ったわけですが


彼は言いました「お店はものすごくいいものが出来ましたよ」



何が言いたいのかというと

実際オーナーが彼の力を過信しすぎて宣伝活動を怠っていたということ

いくらなんでもお店の外観だけではお客を山のように呼ぶ事は出来ないと思います

まぁ物珍しいのは確かなので来るのは来ますが・・・


しかし、今回僕が本当に言いたいのは彼の最後の言葉

「お店はものすごくいいものが出来ましたよ」


悪い言い方をすれば「売れないのはあんたが悪い」と聞こえますが

店舗屋さんや建築屋さんは基本的に箱を作るのが仕事です

実際のところお店の売り上げが上がろうが潰れようが余り関心の無いように思えます

モノが出来上がってお金を回収するまでが仕事なわけです

一度引き渡した店舗に訪れるのは客としてか、クレームの処理かのどちらかだと思います

仕事も多いのか自分から訪れる事は少ないと思います


何か変ですよね

実際そのようなところは多いです、店の作りはいいんです・・

しかし彼らは悪徳ではないです、いたって普通です

最近はお客さんの事を考えた店作りをされているところも増えましたがそれでもごくごく一部だと思うのです


私が店舗屋さんにいた時かなり上司に怒られていました

あまりにもオーナーと仲良くなりすぎて感情移入してしまうからです

親身に話を聞いたりしたからか、オーナーさんには好かれていたように思えます・・・

ただそのお店が潰れてしまった時にものすごく責任を感じてしまい仕事も手につかない状態になってしまいました

その時先輩の一言

「店は三年くらいで普通潰れるもの」

実際十年で生き残るのは100件中5件くらいなものというのは統計で出ているみたいですが・・・

それはあんまりやろうと・・・




だからお店を始める人は覚えておいてもらいたい

店舗屋さんや建築屋さんは箱を作るのが仕事

流行らせるのは自分の努力


もちろん全てのところがそういう感じのところではありません・・・
本当に売れる店舗を作れるところは当然考えていると思います・・・
ただ心の片隅に覚えておいて下さい・・・


まとめ

キチンとマーケティングしてくれるところに仕事を頼んでみたらどうでしょう?


追記ですが

仮に最初にマーケティングをしたとして思うように客足が少ないということはあります

ライバル店も同業者が出てくるのであればその日にイベントしたりするだろうし

とにかく建築サイドと一緒に作り上げる感覚その気持ちを忘れないでもらいたい

街というものが生きている以上成功法則なんていうものはありません

前回うまくいった事でも次回うまくいくとは限りません

そういう法則があるのであればみんな成功していいるだろうし

法則に頼っている時点でやる気が見えません

楽に頂上なんて登れないのです




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