2009年08月11日

クライマーズハイに見る弱者の戦略

先日長い文を書いたのにもかかわらず意味不明なフリーズをしてやる気をなくしていたところでしたが・・・


ようやく再び書こうかなという気持ちが湧いてきました・・・


先日見た「クライマーズハイ」これは日航機墜落事故をめぐるある新聞社のお話です・・・

大手の新聞社が多く取材に来ている中、弱小地元の小さな新聞社がどうこの大事故を追うのか・・・

そういう話でした


いや・・・この事故は思い出深く記憶に強く残る物でしたのでなんか感慨深い物でした

面白かったですね(何と言っても私の誕生日でしたから・・・当時小学5年生でした)



やっぱりこの弱小新聞社の戦法っていうのが実に泥臭くまさに弱者の戦略で視点を変えてみると非常に為になる・・・


①地元ならではの行動力

初日に事故現場の特定をしすぐに現場に直行、大手はヘリとか持っているが弱小は持っていない・・・
なら歩くしかないズンズン険しい山を登って行く
また連絡手段も今のように携帯の無い時代、鬼のように公衆電話や住民に借りる、またライバルに無理やり借りるとか・・・ハングリーです

②地元ならではの忍耐力

大手は人数も多いが、弱小になる一人一人に負担がかかる、キチンと持ち場を決め各々がそのミッションをこなして行く・・・あるしゅ絆で結ばれている、単独行動はぜずチームプレイでミスが無い様にフォロー

③地元ならではの視点

あるシーンで事故に合われた遺族が新聞を求めて会社に来るのだが「地元の新聞が一番詳しく載っているから」という理由である・・・そこにポリシーをもち記事にして行く、たとえ他社が特集が終わったとしても・・・それこそが存在意義

④そして大手を出し抜く切り札

ネタばれするからやめておくけど・・・ダブルチェックで確実な情報を送るという姿勢は私は好き・・・
まぁ、10:0の確定情報もいいけど8:2での見切りの情報は勝負の分かれ目でしたね・・・
そこのこだわりが地元新聞社と言うところでしょうか


ランチェもそうですが

自分の武器を明確にして、きちんとやるべき事を各々がターゲットを決め、他と差別化して結果を出す・・・

泥臭いけれどもそのあたりが大手に勝てるポイント・・・

まぁ勝てずともしっかり自分のファンを作ること・・・ここもおおきなポイントかと思います




あと主人公が部下に「仕事辞めたいと思ったことはないんですか」と聞かれた時「一度もない」と答えたあたり何かグッと来た

会社でかなり風当たりが悪かったから聞いた訳であるが

本人はそれを上回るやりがいとかポリシーとかあったんでしょうね・・・


まとめ

仕事が楽しければ人生は楽園だ、仕事が義務だと人生は地獄だ


(誰かの言葉)


やりがい見つけてます?

仕事ってつまらなくするも、楽しくなるも自分次第です

面白くないって言っているあなた、それはあなた自身がつまらないわけです・・・

つまらない仕事を面白い仕事に変えるという工程が一番楽しい・・・

私はとっても楽しい


映画の総括ですが・・・昭和のハングリーさがビンビン伝わる映画でした


同じカテゴリー(映画に見る弱者の戦略)の記事
 エイリアンに見る弱者の戦略番外編 (2009-12-04 09:40)
 トランスポーターに見る弱者の戦略 (2009-08-11 00:19)
 戦争映画に見る戦略  (社員切り捨て編) (2009-04-28 14:24)
 ランドオブザデッドに見る戦略 (2008-10-19 23:32)
 ザスーラに見る弱者の戦略 (2008-09-20 00:30)
 ポニョ (2008-09-16 00:32)

この記事へのコメント
よかったよね、この映画♪

愚直にいきたいものだ。
Posted by ノラ at 2009年08月11日 00:07
ふと思うけど・・・
二十年後くらいの山に登る話は個人的にはいらない気がします・・・
ないとダメ?
Posted by ロンベルクロンベルク at 2009年08月11日 00:21
映画の前に、NHKでドラマ化(佐藤浩市主演)されたほうがすごく評判いいんだよね。
そちらのほうは親子関係が上手く描かれてたらしい。

確かにあの登山はいらないから、辞表を出した後をもっと描いてもらいたかったな。
個人的に遠藤憲一がハマり役だと思った♪
Posted by ノラ at 2009年08月11日 01:43
ドラマが先なのね
なるほど
それはチェックしておかねば・・・
Posted by ロンベルク at 2009年08月11日 02:02
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。