2008年04月21日

逆さまの看板

最近逆さまになった看板・・・よく見ます

私は個人的には嫌いです

確かに注目を浴びる・・・そういう視点のみで言うならば気になってしょうがありません

ただリピーターにはなりにくい感じがします

というか話のネタに食べに行くだけで基本的においしいところは少ない気がします

(私は食べにいかない、食べた人がおいしいという話は一度も聞いた事がない)

ただ必ずしも全ておいしくないとは言いませんが・・・


確かにこういう手法として看板のテクニックがあるのはあります

看板が逆さまで気になる・・・覚えてもらう・・・それで食べてもらう・・・

無くは無い流れです・・・

そして店主にお客が聞く

「どうして看板逆さまなの?」

待ってましたと言わんばかりにそこからお客と親密な関係を作って行くわけである

ただどうしても今まで売り上げが上がらなかったお店の苦肉の策としか私には思えない

もっと魅力あるやろ・・・

恋愛で言うならば

「もてたいんだ!!でもなぜもてない?もっと注目してくれ!!」

「分かりましたそれならば明日からパンツ一丁で学校に行きましょう!!それならば絶対注目されますよ」

そういう感じにしか見えない

「こういう事をしないと私は注目されないの・・・」とこれは怒らなきゃならない

もっと改善点はあるでしょ

それと同じテクニックで「世界中で二番目においしい店」というキャッチコピーがある・・・この類もよく見る

やはり同じ理由で質問された時に答えて親密度を高めていくわけである

答えの理由も様々で「一番は師匠の店」「母の味は超えられない」・・・


一つだけ言います

この手法をすると集客アップします

絶対上がります

けどこんなのは私は好きじゃない


確かに目を引くのも大切だが今までお店に来なかった本当の理由が分からないのであれば意味が無いのです

お店が清潔か?接客態度は?味は?分かりにくいのか?

まずは改善点を見つけることです


安易な答えは求めてはいけません、改善点を直すのは結構苦痛を伴なう事も多いのも事実


あなたのお店の味に惚れて来るのと、見た目で興味あるから来るのでは今後が違います

(まぁ見た目で入店するのも大いにあるのだが)


話は恋愛に戻ります

目立つ・・・ということは奇抜な格好・・・と決め付けてはいけません

スポーツが出来て目立つ、不良で目立つ、かっこよくて目立つ、泣き虫で目立つ、でかくて目立つ・・・

いろいろあるわけです

次の日の朝パンツ一丁で登校して来た人はどうでしょうか?

変です・・・でも目立っています・・・とにかく群を抜いています・・・話題にも当然上がります・・・

でも女性からすると彼とはお付き合いしたいとは思いません

お付き合いイコールリピーターのお客さんです


なんか違和感あるでしょ

繁盛店を目指すなら安易な方法は取らない方が私はいいと思っています



まとめ

逆さまの看板のお店に入ってみよう



人にはそれぞれ必ず誰にも負けないいいところがあります

親は知っています

親と同じレベルくらいの親密度をもって話せば良さが見えてきます

看板屋はそれを第三者に教えて紹介するお仕事なわけです



とはいえ・・・やっぱり気になる逆さまの看板・・・なわけである・・・


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